愛媛県縫製品工業組合(44社、村上幸司理事長)は20日、県のイメージアップキャラクター「みきゃん」をデザインしたTシャツを8月下旬から販売すると発表した。生地づくりから縫製まで一貫して県内で行う「made in えひめ」が特徴で、高品質・高機能な商品に仕上げた。
 地域資源を生かして繊維産業を盛り上げようと組合が企画。Tシャツは愛媛国体、愛媛マラソン、サイクリングの3パターンがあり、応援したり、サイクリングを楽しんだりする「みきゃん」と悪役の「ダークみきゃん」を描いている。
 品質や性能にもこだわり、大手繊維メーカーと組合員の丸鷹産業(今治市)が共同開発した軽くて通気性の良い糸を表地に使って裏地を綿100%にしたタイプと、紫外線(UV)カットや吸水性などの機能を備えたドライ素材のタイプの2種類を作製した。